リフロー型電子書籍化不可能小説合同誌『紙魚はまだ死なない』
リフロー型電子書籍化不可能小説合同誌『紙魚はまだ死なない』に参加しました。
リフロー型電子書籍化不可能小説合同誌というのは、つまり一次元的な文字の連なりだけでは実現できない表現を含んだ小説作品集ということです。
本誌は第三十回文学フリマ東京で頒布を予定していたのですが、文学フリマ中止を受け、以下のサイトで通販を開始しています。部数が限られている上に今後絶対にKindle化しない予定です。急げ!
自分が小説を買う判断基準の半分くらいは装丁や組版の好ましさに占められていて、それでうちの本棚にはもともとリフロー不可能な、紙面上の位置情報込みの表現が組み込まれた本*1がいろいろあって、というか積極的に蒐集していて、だから今回の企画は自分の志向とマッチしており書いていてとても楽しかったです。
主宰の笹帽子さんと、この状況で高品質の本を届けてくれたスターブックスさん、適切でタイムリーな判断を下した文フリ運営の方々に感謝を捧げます。